日系食品をインドネシア全土で販売するセールスパーソン富澤さんにインドネシアで働く魅力を伺いました。

インドネシア 日系食品卸商社勤務 富澤優さん
日系食品をインドネシア全土で販売するセールスパーソン富澤さんにインドネシアで働く魅力を伺いました。

キャリアクロス(以下CCA):まずインドネシアに来られた経緯をお聞かせください。
富澤さん:ボクは、第二新卒というかたちで今の会社に入りました。もともと海外勤務に興味があったこともあり、大学卒業後の1年間語学留学のための資金を貯めながら、働く国を探していました。ヨーロッパ、アメリカ、アジアと全部で17カ国ほど回りまして、その中で日本とのつながりが深いアジアに的をしぼり、7ヵ月の語学留学の後、転職活動を開始しました。そして現在の会社に入ることができました。

CCA:具体的に、現在どんな業務をされていますか。
富澤さん:ボクが勤めているのは、グループ全体で1,500名ほどいる大きな会社で、日本の食品関連の製品をインドネシア全土で販売しています。セールス担当として、お醤油、マヨネーズ、ソース、お酒、そして築地市場の魚などを取り扱っていますが、最近は、現地の工場で製品を製造して販売する現地生産の事業も始めています。

CCA:社内の国籍、コミュニケーション方法を教えてください。
富澤さん:社内の7割はローカルスタッフなので、彼らとはインドネシア語でコミュニケーションをとっています。こっちへ来て1年半ですが、ゼロから勉強して、今では日常業務の会話はほとんど問題ありません。

CCA:富澤さんのキャリアビジョンと照らし合わせて、東南アジアの中でインドネシアを選んだ理由を教えてください。
富澤さん:ボクには「日本のいいものを海外に届けたい」という強い思いがあります。ですから、その仕事ができる仕事と国を探していました。就職活動自体は、アジア全土で行いましたが、その中でもともとインドネシア人の気質にいい印象を持っていたのとマーケット的にも魅力を感じたのでここを選びました。

CCA:日本の会社は考えなかったのですか。
富澤さん:実は、新卒で就職活動はしたのですが、第一希望の会社から内定を得ることができませんでした。そこで海外就職を考えたという経緯があるのですが、ここですぐ海外に目を向けられたのは、大学4年のときに海外一人旅に出たことが大きいと思います。このとき、海外就職を現実的な選択肢として考え始めました。

CCA:インドネシアで働いていてよかったと思う点はどこですか。また現在どんなやりがいを感じていますか。
富澤さん:よかった点とやりがいは、責任がとても重いところです。今の会社は、日本の製品を取り扱っていることからも、日本人は何でもできなくてはいけません。入社していきなりマネージャー職につき、セールスからローカルスタッフの管理まであらゆる業務を担当します。仕事の経験もなかったボクが、インドネシア語を勉強しながら、多岐に渡る業務をこなさなければなりません。スタッフがミスをしたらボクの責任ですし、もう必死です。ただその分成長も間違いなく速いですし、やりたい仕事ができているという充実感もいっぱいです。
今は、部下をマネージメントする「人間力」、現地の言葉での「語学力」、新しいことに挑戦する「チャレンジ精神」の3つが鍛えられています。日本ではこんなタフな環境はないのではないでしょうか。

CCA:どのような方がインドネシアでの勤務に向いていると思われますか。
富澤さん:インドネシアというより、アジア全般の話になるかもしれませんが、欧米と違ってここには日本人が活躍できるステージがあり、夢があります。ですので、何かを変えたい、新しいことにチャレンジしたい熱意のある人に向いていると思います。ボクは、語学力も経験もない第二新卒で、ここに来ました。仮にうまくいかなくてもいい経験になると思っていますし、迷う気持ちがあるのであれば、挑戦しなくちゃもったいない。渋谷の中心でグチをこぼすほり、アジアの中心で夢を語ろう(笑)。ためらわず、今出るべきです。

CCA:最後に描いているキャリアビジョンを教えてください。
富澤さん:「日本のいいものを海外に届けたい」というボクのやりたい仕事で、インドネシアに恩返しをしたいと思っています。イメージですが、20代は勉強、30代で今の会社に貢献、その後、自分でビジネスを立ち上げて現地の人たちと一緒にインドネシアを豊かにしたいと思っています。日本のプロダクトには、それだけのパワーがありますし、それを一人でも多くの人に届けることで、インドネシア全体の生活レベルを底上げしていきたいと思っています。

CCA:ありがとうございました。

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