これから間違いなく成長していく市場、それがベトナムです。

不動産仲介業 岸健太郎さん(20代/宅地建物取引主任者)
イギリス短期留学をきっかけに、考え方が一変。ベトナムで不動産仲介会社へ就職し、現在充実した日々を送る岸さんにベトナム勤務の魅力を伺いました。

キャリアクロス(以下CCA):まず岸さんの学歴について教えてください。
岸さん:日本の大学を卒業しました。学校では不動産学を学んでいまして、在学中にイギリスのケンブリッジ大学に短期留学した経験があります。資格も在学中に取得しました。

CCA:現在どんな会社でどんな業務をされていますか。
岸さん:日本人の代表が経営する不動産仲介会社で仲介業をしています。個人の住居から日本から進出してくる企業のオフィスまで幅広く物件をご紹介しています。

CCA:社内の国籍、コミュニケーション方法を教えてください。
岸さん:日本語と英語です。社内にはベトナム人3名と日本人2名がいますので、最近はベトナム語の勉強も始めています。

CCA:岸さんのキャリアビジョンと照らし合わせて、今、東南アジアの中でベトナムを選んだ理由を教えてください。
岸さん:一番の理由はマーケットの将来性です。フロンティアマーケットを見た時、投資先として近年ベトナムはつねに上位に位置しています。またベトナムへの直接投資が一番多いのが日本でした。ですから、まだまだ日本人も増えるでしょうし、働く場所として大きな魅力を感じました。当初は、タイやインドネシアも頭にあったのですが、旅行で訪れた際、この2カ国はマーケットが成熟してきているのかなという印象を受けたので、これから間違いなく成長していくベトナムを選びました。

CCA:日本の会社は考えなかったのですか。
岸さん:正直、留学前は考えていました。ただ留学中、ヨーロッパの経済や法律を勉強する中で、当初国ごとの優劣だと思っていた法律が、実は単なる違いなんだということに気づき、国ごとの違いに強く興味を持ちました。それ以来、この“違い”をもっと知りたいと考えはじめ、海外勤務を意識するようになりました。その後、ベトナムの今の会社に連絡をとり、現地に行けば面接してもらえるということですぐ飛んでいきました。その後、まず2ヵ月間のインターンシップを経て正社員となり、今に至ります。ボクはベトナム勤務に明確なやりがいを見つけていたのでとくに躊躇もしなかったですし、グローバル化が叫ばれている現在では、新卒で海外勤務も現実的な選択肢なのではないでしょうか。

CCA:そのやりがいとは何でしょう。またベトナムで働いていてよかったと思う点はどこですか。
岸さん:ベトナムでは、日本の不動産仲介とちがって契約を成立させるために交渉が必要です。日本だとオーナーと借りる側との交渉が行われることはまずないと思うのですが、ベトナムでは賃料からなにからお互いの条件をまとめる交渉が不可欠です。それがまとまった時は、やってて本当に面白いです。一度オーナーさんが直接交渉し断られた案件を、私の方で再提案し成立させた時は感動しました。あと日本にいたら絶対に出会えない日本の経営者の方々に会えるのも大きな魅力です。皆さん40-50代になってもすごくエネルギッシュで勉強になります。日本と比較して不動産仲介業においてはこっちの方が絶対にエキサイティングです。

CCA:どのような方がベトナムでの勤務に向いていると思われますか。
岸さん:どんな方でも快適に住めるし、食べ物もおいしいので誰でも向いてると思います。また仕事柄いろんな方と出会えるのでそういう仕事が好きな人には特にオススメします。

CCA:最後に描いているキャリアビジョンを教えてください。
岸さん:いま会社のスタッフは5名ですが、それを大きくして将来的には、カンボジア、ミャンマー、ラオスなど近隣諸国に進出したいです。そして各拠点のリーダーとして働き、国ごとの“違い”をもっと知りたいと思っています。まだこっちでの仕事を始めたばかりですが、今始めれば5年後10年後、日本で働いている同年代の方々とは間違いなく差がつくと思っています。こっちの仕事の方がタフですから。

不動産仲介業 岸健太郎さん